■■宝乗寺のお葉つき銀杏にラッパ状の葉を確認■■
■ 2005年11月24日に愛媛県四国中央市新宮新瀬川にある県指定天然記念物、宝乗寺の「お葉つき銀杏」を訪問した際に
枝先にラッパ状の葉が付いているのを確認した。お葉つき銀杏とラッパ銀杏が同時に見られる「お葉つきらっぱ銀杏」である
可能性がある。ラッパ銀杏と認定されたものは毎年相当数のラッパ状の葉が出るものであるそうなので、今後の観察が必要
となるだろうが、「お葉つきらっぱ銀杏」は全国でも数本しか知られていない珍しいものだそうで、大変貴重な存在といえるだろう。
■ ラッハ状に発生した落ち葉/2005.11.24日に採集
■ ラッパ状の葉は多くなく割合としては全体の1%にも満たない程。来年以降の様子を見守りたいと思います。(1割を%と訂正します)
■ またいろんな銀杏の情報や画像は他サイト「木の葉のゆりかご」に詳しく紹介されいます。是非ご訪問下さい。
■2006年■
ラッパの葉は落ち葉の中から1つだけを確認。明らかに去年より少ない発生率だろう。去年は改築や風害の影響で枝を失った
ショックから突発的に発生したものだろうか?今年の葉は張りが無く萎れているようなものが多く見られたのも気になった。
樹自体も少し樹勢が衰えているような印象があり、また元気な銀杏に戻っていくことを願い、さらにこれからも見守ってきたい。
■徳島県山城町大月常福寺のお葉つきラッハ銀杏のラッパ状の葉/2006.11.30日に採集
■2007年■
極端に少なかった去年よりは明らかに多く、初めて確認した一昨年よりも更に多く発生している。
一部の葉がしんなりとしていかにも元気の無さそうだった去年よりはやや状態も回復しているように見えた。
■2008年■
ラッパの葉は一見すると去年よりは少ない。
その分実の付きは格段に多かった。葉の付きは大分増えて樹勢は良いようだ。