この にそえて ・・・ no.143                                   


                                            

 大興寺のカヤ・・・  小松尾山大興寺にある県指定天然祈念物のカヤで、すぐ後ろには先に紹介した楠の

   巨樹がある。 カヤは仁王門の横にあって、伝承では弘法大師が修行の折りに種を蒔いたものであるという事。

   その伝説に従ってか樹齢は1200年とも言われているが、これもかなり前からそう言われ続けてきたのだろう。

   下枝を刈り込んでいるのか枝の欠損が多く、樹勢旺盛という感じではないが上方はよく葉を茂らせている。

   現存する四国のカヤとしては、かなり大きい部類に入る。


大興寺のカヤ  目通り4.1m/樹高20m/県指定天然記念物/香川県山本町辻・大興寺