この 樹 にそえて ・・・ no.126
琴弾公園の楠・・・ 一帯は国立自然公園に指定された琴弾公園で、琴弾神社をはじめ、四国霊場観音寺、神恵寺
のある琴弾山。 そして幹周4m程の黒松が立ち並ぶ有明浜には、有名な寛永通宝の銭形等もある。 とくに砂地に残る
松の大木は見事で、四国では香川県志度町にある「津田の松原」に次ぐものとも思われる。 (いずれ紹介します)
大鳥居を潜った先の広場の中程に一本の大きな楠がある。 幹の太さに比べて繁茂はやや小さいが、纏まった良い樹形で
樹勢もまず良いようだ。 幹に注連縄を張っているので、これもご神木として神社が所有しているのだろう。
海水浴の行楽客などでも賑わう所だけに、さぞ多くの人がこの樹を見上げただろう。 もう何年ここに立っているのだろうか。
琴弾公園の楠(十王堂の楠) 目通り6m/樹高15m/香川県観音寺市・琴弾公園内