この にそえて ・・・ no.118                                   


                                         

 樅木谷の大杉・・・ 吾北村の西、高樽に続く川沿いの道を上っていく途中、樅木谷の小川を跨ぐ小さな橋の手前に

   大杉を解説した小さな看板がある。(現在は不明) そこから谷川に沿った急峻な赤土の細道を徒歩で上っていくと

   数件の民家をへて、曲がりくねった小道の先に、左に下りる分かれ道がある。 そこを暫く行った先に小さな神域があった。 

   岡林又右衛門の若宮神社で。 昔この地を開いた人物の墓があり、その隣で枝を存分に伸ばした大杉が立っている。

   まるまると太った幹には小さな祠が密着して祀られてあり、印象では幹周7m程とも見える。

   目立った損傷も無く樹勢盛んで、森から高々と伸びた梢はとても印象深く感じられた。 別名「又右衛門の杉」


樅木谷の大杉  目通り6.01m/樹高41m/枝張り30m/高知県吾北村中戸樅木谷・若宮神社